STEP2 資金計画
現在地
✅ STEP1 住宅購入前の準備
🟦 STEP2 資金計画(現在)
⬜ STEP3 住宅ローン
⬜ STEP4 物件選び
⬜ STEP5 購入申込み・売買契約
⬜ STEP6 住宅ローン契約・決済・引渡し
⬜ STEP7 入居後の暮らし
家探しの前に「お金」の計画を立てましょう
住宅購入を考え始めると、多くの方が最初に物件探しを始めます。もちろん、どのような家に住みたいかを考えることは大切です。
しかし、住宅購入で後悔しないためには、物件選びよりも先に「資金計画」を立てることをおすすめします。住宅は購入して終わりではありません。住宅ローンの返済はもちろん、
- 固定資産税
- 火災保険・地震保険
- 修繕費
- 家具・家電の買い替え
- 教育費
- 老後資金
など、さまざまなお金が必要になります。だからこそ、「買える家」ではなく、「安心して暮らし続けられる家」を選ぶことが大切です。
「借りられる金額」と「返せる金額」は違います
住宅ローンの事前審査では、金融機関から借入可能額が提示されます。
しかし、その金額いっぱいまで借りることが、ご家庭にとって最適とは限りません。
例えば、
- お子さまの進学
- 車の買い替え
- ご両親の介護
- リフォーム
- 老後の生活
など、将来必要になるお金まで考えなければ、本当に安心できる資金計画とは言えません。住宅ローンは「借りられる金額」ではなく、「将来も無理なく返済できる金額」を基準に考えることが大切です。
住宅購入に必要なお金は住宅ローンだけではありません
住宅購入では、物件価格以外にも多くの費用がかかります。
例えば、
- 仲介手数料
- 登記費用
- 印紙税
- 住宅ローン手数料
- 火災保険・地震保険
- 引っ越し費用
- 家具・家電購入費
- カーテン・照明・エアコン
- 外構工事(戸建ての場合)
などです。これらを「諸費用」と呼びます。一般的には物件価格とは別にまとまった資金が必要になりますが、金融機関によっては諸費用を住宅ローンに含められる商品もあります。
ただし、借入額が増えることになるため、手元に残す預貯金とのバランスを考えながら判断することが重要です。
頭金は多ければ安心?
以前は「物件価格の2割程度を頭金として準備しましょう」と言われることもありました。現在では、頭金なしで住宅を購入できる住宅ローン商品も多くあります。頭金を多く入れれば借入額を減らせるというメリットがありますが、一方で、預貯金が少なくなるというデメリットもあります。住宅購入後は予想以上に出費が増えることも少なくありません。
そのため、頭金だけにこだわるのではなく、生活防衛資金を確保したうえで、ご家庭に合った資金配分を考えることが大切です。
毎月の返済額だけで判断しない
住宅ローンを検討するとき、「毎月10万円なら払えそう」と考える方も多いでしょう。
しかし、毎月必要になるのは住宅ローンだけではありません。
例えば、
- 固定資産税
- 管理費・修繕積立金(マンション)
- 将来の修繕費(戸建て)
- 火災保険・地震保険
なども住まいにかかる費用です。住宅購入後の生活をイメージしながら、家計全体で無理のない予算を考えましょう。
生活防衛資金も忘れてはいけません
住宅購入では、自己資金をできるだけ使いたくなる気持ちもあるでしょう。しかし、急な病気やケガ、転職など、人生には予想外の出来事もあります。住宅を購入した後も安心して生活できるよう、一定の生活防衛資金を残しておくことをおすすめします。安心して暮らすためには、「家を買う資金」と「暮らしを守る資金」の両方が必要です。
ライフプランを踏まえて資金計画を立てましょう
住宅購入は、人生の中でも大きなイベントの一つです。
しかし、その後も、
- 教育費
- 車の買い替え
- 住宅のメンテナンス
- 老後資金
など、さまざまな支出があります。だからこそ、住宅費だけを見るのではなく、ご家族のライフプラン全体を見据えた資金計画が重要になります。「今払えるか」ではなく、「10年後、20年後も安心して暮らせるか」という視点を持つことが、後悔しない住宅購入につながります。
ESPLANETアドバイス
私がお客様と資金計画についてお話しするとき、最初にお伝えするのは、「住宅ローンを借りることが目的ではありません。」ということです。本当の目的は、ご家族が安心して暮らし続けることです。
そのためには、
- 無理のない住宅ローン
- 教育費への備え
- 老後資金の確保
- 急な出費にも対応できる預貯金
まで含めて考える必要があります。住宅購入は「家を買う計画」ではなく、「暮らしを守る計画」です。ご家族に合った資金計画を立てることで、マイホームはより安心できる住まいになります。
まとめ
資金計画では、
- 借りられる金額ではなく返せる金額を考える
- 諸費用も含めて準備する
- 頭金だけにこだわらない
- 家計全体で毎月の負担を考える
- 生活防衛資金を残す
- ライフプラン全体を見据える
ことが重要です。住宅購入は、人生設計の一部です。「家を買うこと」を目的にするのではなく、「家族が安心して暮らし続けられる未来」を目的に資金計画を考えていきましょう。
▶ 次のSTEP
STEP3 住宅ローン
次のSTEPでは、住宅ローンの基本的な仕組みから、変動金利・固定金利、団体信用生命保険(団信)、ペアローン、事前審査・本審査まで、住宅ローンについて体系的に解説します。